土地購入後には、地盤調査の実施が必要です。
しかし、その具体的な内容や調査方法をご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
のちに建築する建物の安全性につながる調査となっているので、事前に詳細や調査により発生する負担について知っておきましょう。
この記事では、土地の地盤調査とはどのようなものか、また調査方法や費用についてご紹介します。
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建物の建築前に必要?土地の地盤調査とは
地盤調査とは、建物を建てても安全に過ごせる土地であるか、地盤の状態を確認する調査を指しています。
地盤の強度や地震による液状化などのリスクがないか、どのくらいの重さに耐えられる地盤なのか、基礎的な力を調査します。
なお、原則として建物を建築する際にはこの調査がおこなわれますが、義務ではありません。
建物を施工した会社には、引き渡し後の10年以内に工事による不備が見つかった場合、無償で補修をする責任が課されています。
事業者はこの補修に備えて保険に加入するために、加入条件である地盤調査をおこないます。
義務として定められてはいませんが、安全性を確保した建物を建築するのに、欠かせない調査です。
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土地の地盤調査にはどのような種類がある?
調査は主に、3種類の方法でおこなわれます。
一戸建て住宅の建築では、多くの場合スクリューウエイト貫入試験が採用されます。
地面に差した鉄の棒がおもりを載せたときに、どのくらい沈むのかによって地盤強度を調査する方法です。
続いて、ボーリング調査といわれる、地盤の強度や地質なども調べられる方法があります。
ボーリング機械により地面に穴を開け、ハンマーを落下させて調査します。
規模が大きい調査方法のため、一般的にはマンションや地下を有する建物を建築する際に採用される方法です。
最後に、表面波探査法があります。
微量の振動を地面に起こし、地面のなかを伝わる表面波を計測・解析し調査します。
大掛かりな機械や地面に穴を開ける作業も不要のため、比較的狭い場所でも調査できる方法です。
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土地の地盤調査にかかる費用はどのくらい?
スクリューウエイト貫入試験は、3万円〜5万円前後が目安の、比較的費用を抑えて調査できる方法です。
しかし、調査する規模が大きい、もしくは特殊な間取りの建物を建築する場合は、正確な調査が必要なためボーリング調査をおこなうケースがあります。
ボーリング調査は、15万円〜30万円前後が目安です。
地下室を作る場合などは、スクリューウエイト貫入試験ではなくボーリング調査をおこないます。
なお、調査時の穴が深くなるほど、価格は高くなる傾向です。
大規模な調査では40万〜80万円程度になるケースもあるでしょう。
表面波探査法は、5万円〜8万円前後が目安となっています。
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まとめ
土地購入後は、建物を建築する前にその土地がどのような地盤か、地震による液状化リスクや強度などを調べる地盤調査が必要です。
主に3種類の方法がありますが、それぞれ調査規模や費用が異なります。
建築する建物にあわせて最適な調査方法が異なるほか、それにより費用が左右されるのを覚えておくと良いでしょう。
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