住み替えにはさまざまな費用がかかるので、きちんと資金計画を立てたうえで準備を進めることが大切です。
しかし、資金計画と言っても、何から考えれば良いのかわからない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイホームの住み替えを検討している方に向けて、資金計画を立てる際に確認すべきお金と、ポイントや注意点を解説します。
住み替えの資金計画！立てるにあたっての確認すべきお金
住み替えの資金計画で重要な金額は、まず住宅ローンの残債です。
不動産を売却するには、住宅ローンを完済して設定されている抵当権を抹消する必要があります。
そのため、借り入れ金融機関のウェブサイトや住宅ローン残高証明書などで、残債の正確な金額を把握しておくのが大切です。
あわせて、想定される不動産売却価格も把握しておくことが必要です。
売却で得られた資金は住宅ローンの返済に充てるケースが多いので、返済計画を立てるうえで売却価格は重要なポイントです。
そして、住み替えに使える自己資金がどれくらいあるのかも確認する必要があります。
売却代金で住み替え費用をすべてまかなえるのが理想ですが、予想どおりに進むことはめったにありません。
想定よりも売却価格が低く、ローンの完済に自己資金を使わなければならない可能性もあります。
万が一に備えて、どれほどの自己資金が使えるのかを把握しておくことが大切です。
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住み替えの資金計画！資金計画を立てるときのポイント
住み替えの資金計画では、将来を見据えて住宅ローンの返済額を考えるのがポイントです。
将来の収入やライフスタイルの変化も考慮しながら、無理なく支払い続けられる金額を設定することをおすすめします。
なお、借入期間や借入額は、それぞれ上限に設定しないほうが安心です。
現在の収入が必ずしも維持できるとは限らないので、退職後も支払えるような内容で契約する必要があります。
そして、住み替えに使える自己資金を考える際には、生活予備費を除くのがポイントです。
想定外の事故や入院でまとまった資金が必要になる可能性を想定し、生活予備費として資金を残しておくことをおすすめします。
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住み替えの資金計画！資金計画を立てるときの注意点
新居を先に購入する購入先行型での住み替えは、ダブルローンのリスクがあるのが注意点です。
ダブルローンとは、現在の住宅ローンと同時に新居の住宅ローンも返済する状態で、返済の負担が大きくなります。
売却成立までに時間がかかると、それだけ負担も大きくなるので、前もって売却期限を設定しておく必要があります。
また、先に現在の住居を売却する売却先行型での住み替えは、新居が決まるまで借住まいの費用がかかるのが注意点です。
資金計画にあたっては、仮住まいの家賃だけでなく、入居時・退去時の費用も考慮しなければなりません。
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まとめ
以上、住み替えの資金計画について解説しました。
資金計画を立てるにあたっては、住宅ローンの残債や想定売却価格、自己資金を把握っすることが大切です。
なお、資金計画では、注意点も踏まえたうえで将来を見据えた返済額を設定する、生活予備費を残すといったポイントがあります。
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