築年数の古い家のなかには、アスベストと呼ばれる建築資材が使われていることがあります。
しかし不動産の売却後にアスベストが使われていたことが発覚した場合、買主とのトラブルへと発展しかねないため、注意が必要です。
今回はアスベストとは何か、アスベストが使用されている不動産でも売却は可能か、売却時にできる対策は何かについて解説します。
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不動産売却時の注意点!アスベストとは?
アスベストとは鉱物の一種であり、繊維状にほぐれる見た目から「石綿」と呼ばれることもあります。
日本の建築におけるアスベストの歴史は古く、すでに1887年頃から使用されていたといいます。
高度経済成長期にあたる1960~70年代には、多くの不動産の建築時にアスベストが使用されました。
しかし1975年、アスベストを体内に取り込むと肺線維症を発症する可能性があることがわかり、徐々に使用量が制限されることになります。
そして2005年、アスベストを製造していた工場内において作業員が肺がんで亡くなるなどの労働災害が多発しました。
その後再度、安衛令が改正され、アスベスト製品の製造、輸入、譲渡、提供また使用が2006年9月1日から、全面禁止となりました。
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アスベストが含まれている可能性がある不動産でも売却可能?
結論からお伝えすると、アスベストが使用されている可能性のある不動産でも売却は可能です。
事前に使用調査をおこなってアスベストの使用の有無を買主に説明し、買主が納得したうえで売却すればトラブルが起こることはありません。
宅地建物取引業法にも、アスベストの使用有無に関する調査結果があるときにはその内容を重要事項として説明するように定められています。
ただし、事前に使用調査を行っていない場合でも、その旨を買主に伝えれば問題ありません。
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不動産売却時にやっておきたいアスベスト対策
築年数が古く、アスベストが使用されている可能性のある家を売却する際には、事前に使用調査をおこなう対策が有効です。
調査には5万円~13万円ほどの費用がかかりますが、もし使われていないことがわかれば問題なく売却できます。
また調査をおこなった結果、万が一アスベストの使用が発覚した場合には不動産会社に伝え、重要事項説明書を通じて買主へ伝えてもらいましょう。
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まとめ
アスベストは築年数の古い住宅の建築時によく使われていた建築資材のひとつですが、吸い込むと肺がんを発症するリスクがあるために現在は使用が禁止されています。
アスベストが使用されている可能性のある不動産を売却するときは、事前に使用調査をおこなってアスベスト使用の有無を買主に伝えることをおすすめします。
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